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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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自筆「源氏物語」の「東屋(あづまや)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。Amazon.co.jp: 桐壺天皇の皇子八の宮と中将の君との御子浮舟(大。
「東屋の巻」の主人公は、源氏の君と女三の宮の皇子・薫の君と今上帝天皇と明石中宮の皇子・匂宮、そして大君(おおいきみ)に似た美しさを持つ浮舟とのきらびやかな恋物語が描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。源氏物語」夢浮橋の巻 僧都、浮舟 桐壺天皇の皇子 八の宮の姫君。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。Amazon.co.jp: 桐壺天皇の皇子八の宮と中将の君との御子浮舟(大。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。nioumi1.jpg。現在の今上天皇と系譜がつながっている。藤壺はどんな人?身分や登場巻、性格、あらすじ、出家の理由など。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。源氏物語 第五十一帖 浮舟 目次。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。08蜻蛉|宇治十帖。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。02hahaki.jpg。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。takeka2.jpg。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。出世早合点 商人軍配記 五巻 江陵山人述。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。泉円『鄙佐遍豆理』(全2冊揃)嘉永3年序泉舎 越後出身の国学者の歌集 安田躬弦・清水浜臣・小山田与清らと交友 江戸時代和本 ひなさへづり。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。f240502006〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都両ごく 東京都墨田区両国 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。古文書 書簡 横山大観 書簡3通 宮坂捲雄宛 封筒付き 日本画 歴史資料 (レターパックライト発送)。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。『文政再版 続江戸往来』森屋治兵衛刊 江戸時代和本 往来物 江戸案内書 絵入本。また、各巻ごとの書かれた年については不明。土佐日記 舟乃直路上下巻 和本 古書。従って、応永五年とは、書き始めの年である。[絵本] 鹿児島戦争日記 第六号・第十号 辻岡屋文助★ko2.36。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。今書 2冊揃 蒲生君平 下野蒲生秀実 文久3年 儒学 尊皇攘夷 水戸学派 検) 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NY。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。渡辺直之編『新撰はうた部類』明治14年丸山幸次郎刊 俗謡 端唄歌詞集 明治時代和本。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。■送料無料■ 桂川玄渓 桂川流蘭学医学書 蘭学 医学書 医療本 医者 医学 本 和本 古本 古書 古文書 書 6冊 /くSIら/AA-2302。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。送料込み,1850年,1793年「野島流船軍筆記」1冊,文書16枚,船の図2枚,陣形図1枚 村上水軍末裔,能島流秘伝書,水に強い松明製法,各種縄について。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。Y3FJC-200710 レア[俳諧歳時記栞草 雑]歌仙の式 源氏の式。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。写本 人身生活機能位置網目之図解 利摂蘭度 安政2年 医学 明治期江戸期 検)西洋医学医術コレラ蘭学漢方学薬学薬理学出産学産婦人科 NK。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。HH-5284 ■送料無料■ 掌中官員録 明治8年 陸軍省 海軍省 琉球藩 他 政治家 名録 資料 和書 本 古本 古書 古文書 /くYUら。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 犬甘多宮 阿部軍兵衛 元文五七月 三重六物目録 古文書。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。大石千引著 小山田与清序『野乃舎随筆』文政3年 耕文堂/伊勢屋忠左衛門刊 江戸時代和本 加藤千蔭に師事した国学者/歌人の随筆集。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。怪文書「田中 犬養両内閣 罪悪一覧表」犬養毅 田中義一 野崎政助 渡辺正雄 選挙妨害 パンフレット【24-0326-8】。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。嵐山故郷錦 巻一・巻二・巻三(全五巻の内) 畠山照月作 速水春暁齋画。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。写本 易行院講師 円南寺詞講師 天保3年 仏教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 NR。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。超逸品珍品江戸期鎮魂帰神法文書神降ろし梓弓審神者神道英霊の声本田親徳陰陽道神道霊学オカルト。
出品した「源氏物語」は東屋(あづまや)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。林肥後守忠英・小笠原相模守長貴・堀大和守親親・増山河内守正寧連名書状 大嶋雲四郎宛。東屋の巻は、源氏の君と女三の御子、薫の君と今上天皇の皇子・匂宮、そして、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮を父とする浮舟の恋物語を描いております。f24022002〇錦絵 彩色木版画 東京明細図会 歌川広重 駿河町三井 富士山 三井銀行 三越 丸鉄板 明治初期〇和本古書古文書。大君と中の君の姉妹は、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮を父とする。■『義經再興記(全)』徳島縣平民・内田彌八譯述。山岡鐵舟題字。明治19年第4版。上田屋發兌。ボール表紙本。■源義經=Genghis Khan説。。八の宮のなきあと宇治にこもる大君と中の君の姉妹のうち、大君との結婚を望む薫の君(母は、前朱雀天皇の皇女・女三の宮)は老女房の弁たちの手引きで大君の寝所に入るが大君は気配に気づき隠れてしまう。※よろこびの春 宮路吉甫喜寿祝歌集 滋賀県蒲生郡中野村宮路直一(現東近江市) 姉小路良子・宮内省御歌所寄人良大口鯛二・須川信行等。大君と結ばれぬまま終わった薫の君は深い悲嘆に沈む。f240502008〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東都あすか山 東京都北区王子 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。ある日、浮舟の母・中将の君はつてを頼って中の君の住む二条院に身を寄せる。農業全書。大君と中の君の姉妹は、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮を父とし正室の間に生まれた姉妹であるが、浮舟は正室とは違う異母・母の中将の君の元に生まれたため、父は認知をしなかった。●P340●千字文餘師●千字文余師●百年先生●誠徳堂●国字講釈●天保十三年●三河屋甚助●和本●即決。浮舟が中の君の異母妹であったこと知る美しい女性であった。旅順駐留記念写真帖 第六中隊 大正時代。中の君を妻とする匂宮(今上天皇と明石皇后の皇子)は、偶然邸内で浮舟を見つけた匂宮は浮舟に恋をつのらせる。平林縫治・仲古谷津友吉・小野利世編 浪速短冊研究会同人跋『和歌の浦』限定300部 大正15年刊 古短冊集 宸翰から三遊亭圓朝まで。薫の君は、大君とうりふたつの美しい浮舟が二条院にいることを知り、弁の尼の協力を得て宇治の山荘にかくまう。◆レトロ◆ 古書 短歌集 俳句集 ことぶき 清元全集 当時物 昭和 ヴィンテージ 明治・大正・昭和 14冊セット。薫の君はかなわなかった大君を重ねて恋の思いをつのらせていく。七五三ノ料理他作法雜録(仮題) 寫本 上州緑埜郡藤岡町稲荷社陰陽組頭/土御門殿配下生□左近。
原本自筆上部に「背燈隔帳不得語」(燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず)という漢詩文の落款が押捺されている。横山蘭蝶(津田蘭蝶)『断香集』文政9年序 絳雪吟窩蔵版 漢詩集 江戸時代和本 金沢の女性漢詩人 石川県金沢市郷土資料 横山政孝 横山致堂。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。1918年 支那 漫遊記 租界 生写真 革命党 満洲 総督府 張作霖 古建築 軍閥 督軍 中華民国大総統 段祺瑞 馮国璋 曹汝林 肅親王 梁啓超 大清国。「背燈は、灯を壁に向けて暗くする」で、「灯燭を後ろに向けて暗く、帳(とばり)を隔てて 言葉を交わすことはできません。人間奇話全集 : 精神科学 文化普及学会 編 大正13年 ☆変態心理/異常性格 変質者 脅迫観念 心霊 オカルト 戦前 B21yn。」という意味。兵法雄鑑。唐の玄宗皇帝が絶世の美女・楊貴妃の霊魂のために帳(とばり)をもうけ、皇帝自身は別のとばりの中で楊貴妃のよみがえりを待ち続けたことを白楽天が漢詩にしたものです。女庭訓御所車。篆書印は、薫の君が大君(おおいきみ)をしのびつつ、浮舟の中に大君の再来を望む生命の移行をこめたものとされている。ykbd/220527/p60/A/100★古書 詩書古伝 1~34巻 12冊 太宰弥右衛門(春台) 嵩山房 宝暦8年。紫式部が「東屋」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。関伝吉編『ころころ雑誌』(4冊)明治12年聚珍社刊(秋田県茶町)明治時代和本 文芸同人誌。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。過去帳序 寫本 運敞 寛永廿一年七月日序。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」東屋(あづまや)の巻》
「東屋」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。【洛座】詩林良材 全6巻揃 貞享年号< 和本 ◆13-16。
《自筆上部の「背燈隔帳不得語」(燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず)という漢詩文の落款が押捺されている。百人一首女教訓 女教大全姫文庫 辞書 作法 教養 絵入 安永 下河辺拾水画 木版画 浮世絵 教育 江戸古文書 美人画 着物。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。法然説 洞空増註『難遂往生機并四障四機種種念仏往生機』貞享2年序 秋田屋五郎兵衛刊 江戸時代和本 仏教書 仏書 浄土宗開祖。「背燈は、灯を壁に向けて暗くする」で、「灯燭を後ろに向けて暗く、帳(とばり)を隔てて 言葉を交わすことはできません。東洋閨範烈女伝。」という「白氏文集」の中の有名一節です。鳥羽絵三国志/享保五年の復刻/鳥羽絵は江戸時代中期に大坂で流行った滑稽な絵・京都・大坂・江戸の風俗と行事を描いている/和装本。》
A
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。小山田与清著 北条時鄰補『十六夜日記残月鈔』文政7年 出雲寺文次郎他刊 江戸時代和本。)
「自筆原本」
自筆右下の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。垤甘度爾列氏植物自然分科表 田中芳男譯。
自筆上部の「背燈隔帳不得語」(燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず)
という漢詩文の落款が押捺されている。希少本 新体詩抄 初編 編者:外山正一 丶山仙士 矢田部良吉 尚今居士 井上哲次郎 巽軒居士 明治15年 1882年 しんたいししょう とやま。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。「源氏物語」蛍の巻・五月五日、端午の節句・宮中での競射と競馬を源氏の君が玉鬘の姫君と見学する・自筆・茶道具7B。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。非常時国民全集・7冊/非売品/昭和9年/陸軍偏・林銑十郎・東条英機/海軍編・加藤寛治/航空編・杉山元/生活編・外交編・経済編・産業編。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。顕意『一乗海義要決 二道血脈図論 二本合冊』文政2年刊 江戸時代和本 浄土宗 仏教書 仏書 菩薩蔵頓教一乗海義要決。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。昭和七八年度・練習艦隊巡幸記念/昭和8年/非売品/三方金/軍艦岩手・八雲乗組下士官兵/仁川・京城/宇垣朝鮮総督訪問/満州国訪問・溥儀執政。
《「源氏物語」東屋(あづまや)の巻》
《「背燈隔帳不得語」(燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず)
という漢詩文の落款が押捺されている。日本帝国 郵便規則罰則及貯金預規則 明治9年。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。ハ0/教化資料集 第一編 教化団体連合会 大正14年。》
《浮舟の母、娘の良縁を願う》
《中の君、薫の君に浮舟を薦める》
《山みち(道)》・・・・に、たはやすくもえ思ひ立たてなむ、
とはへりし」と聞こゆ。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 犬甘半左衛門 古文書。「人ひとのかくおそろしくすめる道に、
まろこそ古りかたく分け来れ。傳心録 徳川家關係寫本 天保九年六月/康圭公御本并借寫之。何はかりの契りにかと思ふは、
あはれになむ」とて、例の、涙くみたまへり。【金富士】値下げ中 江戸期 17~18世紀珍品古書 写本(手抄本)『兵法雄鑑』52巻 著者 北条氏長 検/中国古書。
「さらは、その心やすからむ所に、消息したまへ。【昭和レトロ 希少】古書 新聞でみる七十五年史〜昭和前編 全四巻 定価10000円 北国新聞社 創刊75年記念 縮刷版 昭和四十三年八月五日発行。
みつからやは、かしこに出てたまはぬ」とのたまへは、
「仰せ言を伝へはへらむことはやすし。小野鵞堂書『小倉百人一首』明治37年 濱本伊三郎刊 明治時代和本 平安和歌文学 藤原定家。今さらに京を
見はへらむことはもの憂くて、宮にたにえ参らぬを」と聞こゆ。f240502017〇彩色木版画 広重 富士三十六景 相州三浦之海上 神奈川県三浦市 アダチ版画研究所 昭和50年〇和本古書古文書。
《第二段 薫、弁の尼に依頼して出る》
「なとてか。山々亭有人著『花暦封じ文 三編』人情本 彩色木版画入 江戸時代和本 絵入本 浮世絵。ともかくも、人の聞き伝へはこそあらめ、
愛宕の聖たに、時に従ひては出てすやはありける。神武天皇御製井法 中臣祓本義 乾坤巻 甲斐/三木廣隆敬述。
ふか(深)きちかひ・・・・《をやふ(破)り》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。『三帖和讃並正信偈』浄土和讃 高僧和讃 正信念佛偈 正像末和讃 4帖 その他2冊 レトロ 古本 版摺 親鸞 浄土真宗 嘉永元年。
《「源氏物語」東屋(あづまや)の巻》
《桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・浮舟と薫の君、匂宮の恋物語・自筆「源氏物語」東屋》
《桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君の子・浮舟(大君と中の君とは異母姉妹)の良縁を期待する母君》
《浮舟の母君(中将の君)、中の君に浮舟の庇護を依頼する》
《浮舟と薫の物語 薫、浮舟を伴って宇治へ行く》
《薫の君、宇治を訪ね新造の御堂を見る》
《薫の君、浮舟への仲介を尼君(弁の尼君)に依頼し京に戻る》
《(尼君)「先日、その母君(浮舟の母)から手紙がございました。f24050717〇貫堂存稿 上下2冊揃 岩村八作編 帙入 大正4年 岩村道俊銅像建設記念に重刻されたもの〇和本古書古文書。
それによりますと、姫君(浮舟・大君と中の君とは異母姉妹)はものいみの
方違(かたたが)えをするといって、あちこち転々としておいでのようです。まくり 松村呉春。
このごろも、粗末な小家に隠れてお暮しなのもお気のどくですから、
宇治の地がもう少し近い所でしたら、そちらへおあずけすれば安心なのでしょうが。奥田頼杖著 平野橘翁編『心学道の話』(全二十四巻八冊揃)天保14年序 河内屋新七刊 江戸時代和本 石門心学 心学者 心学書。
途中が険しい山道なので容易には決心もつきませんで、とございました」
と姫君(浮舟)の近況を記た母君(浮舟の母)からの
お手紙の内容を申しあげる。蛙屋鷺岱『四季季寄いろは分 ぬくめ種 全』嘉永2年 菱屋弥兵衛刊 江戸時代和本 俳諧季語集 俳句 俳書。大将(薫の君)は、
(薫の君)「誰もがそんなにおそろしがっているような山道》・・・・・・を、このわたしは
よくぞ相も変らず分け入ってきたのですね。アンティーク(明治から大正) 希少 長唄 勧進帳他多数収録 和綴じ本。
どれほど深い前世の因縁によるのかと思うと、感慨も無量です」
とおっしゃって、いつもの癖で涙ぐんでいらっしゃる。速水春暁斎『絵本金毘羅神霊記』(全10冊揃)文化5年鶴屋喜右衞門他刊 江戸時代和本・読本 大坂の浮世絵師による絵入本。
(薫の君)「では、その気の置けない姫君(浮舟)の隠れ家へお便りしてくだされ。曽我物語 全十二巻の内 巻二・巻三・巻四・巻六~巻十二 正保頃刋 献上本。
あなたご自身そこまで出向いてくださるわけにはまいらぬか」
とおっしゃると、尼君(弁の尼君)は、
(尼君)「仰せ言をお伝えいたしますのはたやすいことでございます。g∞ 明治期 華山翁蘭竹画譜 乾・坤 2冊揃 明治13年 編・貫輪吉五郎 /E02。
ただ、いまさら京の土を踏むとなりますのもおっくうで。古屋芳雄『民族淘汰論』岸田劉生・武者小路実篤らと交友した作家 国立公衆衛生院長をつとめた公衆衛生学者。
宮(匂宮・今上天皇の皇子)のお邸(やしき)にさえ伺えずにおりますものを」
と申しあげる。古文書 書簡 「徳川綱條 岡崎平右ヱ門 伊藤玄蕃宛て」 手紙 水戸藩 第三代藩主 歴史資料 水戸徳川家 茨城 水戸。
(薫の君)「どうしてそんな気がねがいりましょう。送料込み、1827年,江戸時代の和本「御成敗式目證註」全1巻。約140頁。鎌倉幕府の法律。糸ほつれ有。ページ袋とじ破れ10頁ほど有。
人があれこれ取り沙汰するというのでしたらともかく、愛宕(あたご)の聖(ひじり)でさえ、
時によっては京に出ていったではありませんか。栗山碧嶺編『周甲遺念霧海軒書画譜』大正15年刊 橋本関雪 小堀鞆音 野田九浦 菊地契月 横山大観 鏑木清方 西沢笛畝ら 還暦記念書画帖。固い誓願を・・・・《破ってでも
人の願いをお聞き届けになるからこそありがたいのでしょう」
とおっしゃる》
備考・大将殿は権大納言兼右大将で今上天皇と麗景殿女御の皇女・女二の宮を正室に迎えている薫の君。曲亭馬琴作 歌川豊広画『雲妙間雨夜月』(全5冊揃)文化4年序 伊丹屋善兵衛板 江戸時代和本 読本 絵入本。浮舟は桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君の御子。長谷川伸旧蔵書 長尾半平『鴻爪所感』昭和7年 秋水社刊 著者直筆献呈署名入(長谷川伸宛)。八の宮の兄は源氏の君と朱雀天皇。生写真 中国軍人 新四軍 八路軍 検索:支那兵 中華民国 共産軍 蒋介石 関東軍閥 国民党 日中戦争 革命党 満洲 総督府 張学良 古建築 北伐軍。浮舟は八の宮の娘であるが父の認知を受けなかったため常陸介の後妻となった中将の君の連れ子として常陸介の家で成長した。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 中津 古文書 書状。桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君、中の君姉妹と浮舟は異母姉妹である。!!貴重 明治古書●「徳川幕府刑事圖譜」(色刷版画)●各頁に画題(上部和文・下部筆記体英文)●藤田新太郎:編・画●神戸直吉:刊●。このため大君と似た浮舟に薫の君が惹かれている。頭書図画遊仙窟鈔。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。光悦謡本『江口 上製本』慶長年間刊 拵帙付(森銑三自筆題簽「光悦謡曲本 江口 慶長中刊古活字版 上製本」)嵯峨本 江戸時代和本。
《The Eastern Cottage(東屋)》
"And here I am.
All these years I have been coming over
the roads that frighten them so.
Why should it be?
What have we inherited from other lives to account for it?"
As was so often the case, there were tears in his voice.
"Send off a message, if you will,
to wherever it is that she seems to think so safe.
Or might I ask you to go yourself?"
"It would be very easy to pass on a message,
but I am afraid I am no longer up to going into the city.
I do not even think of visiting my lady."
"You must be bolder. If we see that no one knows, then no one will talk.
After all, even the hermits on Atago went to the city occasionally.
And you know it is a good thing to break the most solemn
vow if it means making someone else happy."
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《東屋》
信中道:‘目前避在一陋之小屋中,甚是可怜。『天台円宗四教五時西谷名目』(全2冊揃)江戸初期刊 天台宗 江戸時代和本 仏教書 仏書。
如果宇治京稍近,思托庇,以求安心。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 毛利 小笠原 古文書 歴史的逸品。
然而山路崎,往来非易事。孟子 白文 天 冊子 0228S11r。’”薰大将:
“大家都怕走山路,只有我一向不,
常常跋而来。@昭和28年 木簡集英 検索:支那 美術 書道 書法 考古 漢文 拓本 竹簡 漢簡 甲骨文 金文 金石 篆刻 鐘鼎文 敦煌 碑刻 法帖 拓本 書簡 玻璃版。是何等深厚的宿,
想起了感慨无量!”到里,照例流下泪来。寛政年中異國物語 漂民御覧之記 侍醫法眼/桂川甫周國瑞誌。
又:“那,就写一封信,
送到无人注目的小屋中去。サナエ550 江戸期古文書 小笠原流仕方百カ条覚事 79p 剣術 墨書 本物保証 越前府中旧家蔵うぶだし。
且慢,是自去走一遭。宗長独吟伊勢千句。”
弁君答道:“要尊意,事甚容易。魏禧 (冰叔) 著 土屋弘編『文家金丹』(全二冊揃)明治13年 晩晴舎蔵版 明治時代和本 中国清代の文人・魏禧の漢文集 漢籍唐本和刻本。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。喜多村信節『嬉遊笑覧』(全18冊揃)明治15年 我自刊我書屋/甫喜山景雄刊 江戸時代の文化風俗全書 明治時代和本(和装活字本)。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。清代各地 将軍 都統 大臣 年表 検索:初版 盛京 奉天府 清朝 清時代 道光 嘉慶 乾隆 同治 順治 宣統 光緒 軍機処 江南製造局 康煕 咸豊 八旗。
左の写真が「源氏物語」東屋の巻の末尾(原本番号66-B)の押印。写真帖 日中戦争 国民党兵 重慶轟炸 蒋介石 黄埔軍校 中華民国 戦犯 東條英機 関東軍 総督府 共産党 土匪 抗日 新四軍 八路軍 軍服 生写真。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。木版画年賀状全100枚揃『郵便局の名所スタンプ意匠絵葉書交換会』限定100部 昭和10年二葉会 宮尾しげを 磯ヶ谷紫紅 桝岡良 吉田初三郎。冬姫は内大臣・通誠の養女。鼇頭校正東京玉篇大全 木山鴻吉編輯 東生鉄五郎 1884年 ☆和本 明治 辞典 字典 B23yn。
冬姫は通称。唐李懐琳 草書 絶交書 検索:柯羅版 玻璃版 原色 支那 原拓片 北魏碑帖 法帖 法書道 印譜 漢籍善本 古墨拓 碑刻石 瓦当 金石 篆刻 唐本 拓本。正式な名は伊達貞子。0028586 俳諧 饒舌録 上下 元木阿弥・著 江都書林・北島長四郎 文化13年。左端の写真は「東屋の巻」末尾の拡大写真。神谷大周『説教士女訓 二編』明治15年 大村屋宇田総兵衛刊 明治時代和本 浄土宗大僧正・霊巌寺住職 仏教書 仏書。
左上の篆書体は、「背燈隔帳不得語」(燈に背き帳【とばり】を隔てて語ることを得ず)の押印。★【希少品 松尾芭蕉/俳句関連 書物/古書】蕉門頭陀物語★送料180円~。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。橋本雅邦画『雅邦帖』明治42年 光華堂刊 彩色木版画全30枚揃。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。鄭和航路考 検索:地図水路図 航海図 鄭成功 明朝 武備志 茅元儀 宝船 武将 航海者 三寶太監 下西洋 永楽 宣徳 西洋番国志 華僑 明時代 明史。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(東屋の巻)MRI 50―53B
自筆二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「東屋の巻」主人公・東屋の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる中の君と浮舟。h∞∞ 古今妖魅考 1~3 全3冊揃い 発行年不明 /A05。
「源氏物語絵巻 」東屋一(国宝)髪を梳かせている中の君(左下)と、
女房に詞書を読んでもらいながら絵物語に見入る浮舟(中央上)
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。送料込み、江戸時代の和本「信州川中島五戦記」全5冊10巻、写本、1巻に虫食い染み少しあり。川中島合戦。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「東屋」原本に記されております。稲田吾山画『吾山画譜』(全3冊揃)昭和8年 水月庵蔵板(鎌倉)彩色木版画譜 山形県米沢市生 東京美術学校卒 寺崎広業に師事した日本画家。紫式部が「東屋」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「東屋の巻」を書いていることがわかります。蕪村三十六歌仙 蕪村集 與謝蕪村。この原詩の言葉の引用は、「東屋の巻」に用いられていることで広く知られている。【真作】「劇場訓蒙図絵」3冊揃 式亭三馬(著) 勝川春英(画) 歌川豊国(画) 和本 古書 和綴じ 木版 y2502。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。破提宇子 (はでうす) 木活字本 ハビアン著 迂菴老人跋。
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。嘉永五年八月尾花沢紫家青隣寺旅中寫本 新庄藩前侍医佐々玄達老人。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。特殊労務者の労務管理 前田一 山海堂 昭和19年 帯付き 戦前 戦時中 古書 古本 レトロ アンティーク ビンテージ。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。和本『韻府古篆彙選 5冊揃』 西陵陳策嘉謀父纂 博文館 明治36 落款。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。■『海内無雙/東京文證大全(上下巻揃)』青木輔清著述。青木理中浄書。明治27年訂正第3版。須原屋枩成堂發兌。明治期の文章規範・模範文例。。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。古文書 地鎮法 仏教 密教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然神道 不動明王 古書和書古本写本 NR。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。泉花堂三蝶『諸鳥飼伝百千鳥』寛政11年序 塩屋喜助刊 江戸時代和本 飼い鳥の餌の製法や病気治療法など鳥の飼育全般を解説した博物学書。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。伊勢年季奉公請状之事。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。写本 喜多川義比口演『有機化学』明治26年 京都府立医学校(現・京都府立医科大学)有機化学講義録 京都府立医科大学附属病院薬剤部長。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。串田孫一 自筆書簡5通・葉書4枚セット(真筆保証品)結城信一宛 昭和43年-55年。撮影後、展示のために再表装をしております。近藤有芳画 南原桂処(南原薫)著『大成真写譜』(全2冊揃)明治21年寿泉堂蔵版 彩色木版画譜 博物画譜。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。662091「新撰 大日本永代節用無盡藏 全2巻揃」河邊桑楊舊 堀源入齊 須原屋茂兵衛 文久4年。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。宇田川文海『春宵閑話新街夜作楽』明治17年 福島幾太郎刊(大阪府)明治時代和本(和装活字本)。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。送料込み、1859年版。江戸時代の和本「阿蘭陀国条約並税則・日蘭修好通商条約」全1巻、金幸堂、綴じほつれ有、安政五カ国条約、不平等条約。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。黒田行次郎『増補和解 西洋事情 附録』慶應4年序 村上勘兵衛刊 江戸時代和本 福沢諭吉関連貴重書。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。御手鑑 慶安四年辛卯仲春日開板 筆者/東利菴「花押」古筆了佐編。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。菅茶山著 木村渫庵校『筆のすさび』(全4冊揃)安政4年 太田屋六蔵他刊 江戸時代和本。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。高橋白山(高橋利貞)編 小野湖山題辞『征清詩史 完』明治30年高橋作衛刊 明治時代和本 日清戦争に関する漢詩集。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。参考関箇原軍記 目録共全8冊 (関ヶ原軍記) 羅中大雅館高木氏写しか。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。新田御一族船田一右衛門宛書状集 新田義貞 船田義昌。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。十日間世界一周 石井研堂 小林清親画。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。狂歌關東百題集 下巻 山東京傳・北寿・辰齋等画。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。@1941年 支那 百話 検索: 汪精衛 蒋介石 関東軍 陸軍 国民党 憲兵 租界 生写真 革命党 孔祥熈 GHQ 満洲 総督府 軍備 軍閥 禁書 張学良 風俗。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【除籍本/上下巻セット】地方巡察使復命書 明治十五年・十六年 三一書房 【ac01g】。母は後水尾天皇皇女女二宮。江戸砂子温古名蹟誌。実母は近衛家女房(瑤林院)。古文書 伝法許可印信 三通 文政7年 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 検)天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然古写経写本西院流印信案密印NP。幼名は多治丸。時局資料 小型パラピンポスター。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。華月帖 初刷・極美本 加藤季鷹編 天保七年正月跋刋。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。■希少 美品 江戸後期 天保13年(1842年)!佐藤慎斎書 『永寿百人一首浜真砂』 絵師:鍬形蕙斎画 重田一九頭書 全96ページ。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。和語燈録 円光大師 正徳5年 法然 浄土宗 仏教 江戸期江戸時代 古書和書古本 NB。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。奥田頼杖著 平野橘翁編『心学道の話』(9冊=四編~六編) 江戸時代和本 石門心学書 印記「伊予今治城下 報命舎蔵書 広瀬清左衛門」。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。1941年 印癖 原鈐21顆 印刷9顆 印譜 非売品 検索:金石篆刻 印存 書道 封泥 朱印 雅印 遊印 雅号印 石鼓文 金文 篆印 落款印 支那 唐本漢籍。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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